沖縄の台風について

台風増えてる?
年間発生数も本島接近数も増えていないと思います
台風が増えているのか?と言うと1,994年にはなんと36個の台風が発生した記録があります。その年の沖縄本島に接近した台風はわずか一つだったそうです。(平均すると年間発生数は27個)沖縄本島に台風の数が増えているのか?と言うと調べてみると、2018年の9個は多いのですが増えているとは言えません。

沖縄本島北部に接近した台風数の近年の統計
本島北部に接近した2015年から2019年の台風については以下の通りです。2018年は台風の当たり年で、また来たよと言うぐらい毎週末に来ていたような記憶があります。過去70年の統計では沖縄本島北部に接近した台風は平均して年間3.4個となるので意外と少ないですよね?

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 合計 発生合計
15 1 2 1  4  27
16 3 1  4  26
17 1 1  2  27
18 1 3 3 1 1  9  29
19 2 1  3  29

台風強くなってる?
統計では強くなっていない
勢力については強くなっていると考えている人は多いようで、昔はこんな強い台風は沖縄本島には来なかったと言う話をよく聞きますが、しかし強くなっているとの明確な統計情報はありませんし、統計を見る限りそんなことはないように思います。ちなみに沖縄で過去記録した80mの風速を伴った台風は2回あり、1966年:宮古(85.3m)中心気圧は何と918hPa、2015年:与那国(81.1m)の記録があります。沖縄本島では1952年の台風12号で那覇で風速72.3mの記録があります。


台風が来るとどうなるの?
直撃しなければ被害は少ない
沖縄は台風の通り道ですが、上陸数でいうと実は本州の方が多いのです。台風が近くに来るとは台風の中心が300㎞以内に接近することを指しますが、沖縄は勢力が強いまま直ぐ近くまで来てしまうので大きな影響を受けます。と言っても殆どの台風は2日間ぐらい家でじっとしている程度で、最近はスマートグリット化が進んでいるのか?停電しないことも珍しくありません。しかし観光で訪れた方に二日間は大きな損失です。こんな時でも大型リゾートホテルで屋内プルー完備だったりすると楽しめるのかもしれません。逆転の発想でキッチン付きの宿泊施設を狙い、外食は疲れるので自炊で楽しむのもありかもしれませんが、この場合停電した時はを事前に確認するなり、考えておく必要があるかもしれません。

直撃すると
直撃は少ないですが、猛烈な台風が直撃すると震度2ぐらいで家が2日間ほど揺れ続けます。こんな時は公共交通機関はすべて止まっています(飛行機、バス、フェリーなどは風速18m~で運航停止になりますが、波のうねりや、最大瞬間風速などの影響でもっと早く止まることもあります。)橋なども通行止めになりますし、お店はすべて閉店となり、自動販売機もロープなどでグルグル巻きになっていたりします。


急いで帰る場合
沖縄から脱出するのは風が吹く前に
慌てて空港に行くのであれば早めに行動してください。風が強くなってから空港に行っても手遅れです。自身の経験では風速18mで乗ろうとしていた飛行機が止まってしまったことがあります。風が強くなってしまったら、当然、車で外出することも危険なのでホテルに缶詰めとなります。もし台風に当たってしまったら諦めるしかないので、沖縄でしか味わえない台風の凄さをホテルの中から楽しんでください。こんな台風が通過すると恩納村は2~4日間ほど停電が続いたりします。大型ホテルは発電設備があるので停電しません。

台風を避けたい
折角の沖縄旅行ですから皆さん台風は避けたいと思います。沖縄本島に台風が接近するのは8月>7月>9月>10月>5・6月の順番で台風の接近確率が上がりますで、できる限り接近確率の少ない時を選ぶのが良いとは思います。

沖縄の人の台風対策
台風が来ると物が飛びますので、飛ばされそうなものは室内にブルーシートを敷いて全て家の中に、ベランダに洗濯機があればこれも室内に入れる時もあります。停電になる前に冷凍庫でペットボトルを凍らせ、停電したら保冷材に使います。オール家電の住宅でもカセットコンロを準備していて停電したらこれで調理します。台風が来る時期は暑いので明かりはロウソクは使わずLEDランタン、扇風機は充電式などで対策します。養生テープや段ボールをもしも窓が割れた時のために準備し、サッシの隙間から風が吹き込む際には雑巾やタオルをねじ込みます。集合住宅では停電すると水が出なくなる場合があるので、お風呂に水を張ります。車も風当たりを考えて停車させないと飛ばされる時もあります。本州も台風被害が最近では目立つようになってきましたので参考にしてください。

台風後に注意したいこと
直撃ではなく被害が少ない時はすぐに平常に戻りますが、猛烈な台風が通過した場合は、大規模な停電が発生していると信号などが点灯していない時もあります。交通量の多い交差点ではお巡りさんが誘導していると思いますが、それ以外の場所は十分注意してください。土砂崩れや電柱倒壊、街路樹の倒木などが幹線道路で発生すると通行止めになったり、海沿いの道は波がまだ収まっていなかったり、道路に砂が出ていたりと通過直後は安心はできません。


お勧めは4月と11月

4月や11月に休みが取れる方は少ないと思いますが、気持ちの良い気候で海でも遊べますし、本州との気温差も少なく荷物も少なく済み、オフシーズンで空いている上に、エアーや宿泊費も安くなり、台風に当たることはないと思います。