ルリマダラシオマネキ

リーフの宝石
「歩いて行く無人島ツアー」では最初に出会える生き物です。リーフの小さな穴に住んでいる鮮やかな青色がマダラに入っているシオマネキです。ターコイズブルーのような美しい色はとても目立ちます。目立つので警戒心も強いのか?直ぐに巣穴に入ってしまいますが、じーと静かに待っていると巣穴から出てきます。個体差があり、青ではなく黄色だったり、模様がほとんどなく黒い個体も見かけます。
おいでおいでと手を振る姿がかわいい
オスは片方の爪が大きく、求愛行動でその爪を振ります。その行動が潮を招いている様に見えるのでシオマネキと呼ばれています。晴れた日には沢山出てきて皆で手を振るかわいらしい姿を見せてくれます。
準絶滅危惧種
個体数が少ないカニなのですが、護岸工事や開発などで生息域も減少していて準絶滅危惧種に指定されています。きれいなカニなので持ち帰ろうとする人も居ますが、みんなが観察に留めているから今でも見ることができます。観察に留め優しく見守ってください。
※注意:個別の巣穴を有するのは他のシオマネキと同じです。もし、捕まえるようなことがあっても巣穴を見失うことは彼らには生存の危機となりますので、元の巣穴にそっと戻してあげてください。


