砂茶碗
海の中にあるドーナツ
砂地を歩いているとドーナツ状の物が幾つも落ちています。形が整っているので知らない人は人工物、ゴミだと勘違いしてしまいますが、これは貝の卵(卵塊)なんです。
砂茶碗
タマガイやツメタガイの卵と粘膜と砂が混ざった物で、手に取ってみると良く出来ているのが分かります。これ一つに4~5万個の卵が入っているそうです。
ひっくり返してみるとひだが付いていて砂で出来た花の様にキレイな形をしているのが分かります。砂茶碗は無人島ツアーでも沢山見かけるのですが、生みの親の巻貝は、カタツムリの様に歩いているのを稀に見かけますが中々出会えません。