ヒメシャコガイ
リーフに咲く花
リーフを歩くと所々に青や緑のきれいな色が点在していますが、リーフの中で育つヒメシャコガイです。ヒメシャコガイは不思議な生態できれいな色の外套膜を広げプランクトンを集めると同時に光合成もしているんです。サンゴと同じ褐虫藻と共存していて多くの栄養は光合成によるものだそうです。褐虫藻と共存していると言うことは、二酸化炭素を貝殻に吸収定着させ、酸素も作り出しているのかもしれません。
見られてます
手をかざしただけで素早く閉じますが、きれいな色の外套膜には沢山の目があり見ているそうです。更に指を近づけ触ってみるとリーフの中でグラグラと隙間があり、周囲のリーフを溶かしながら大きくなっているのが分かります。
沖縄では食用になります
沖縄では食用になり、さしみ屋(沖縄鮮魚店はさしみ屋の看板が付いています)や稀にスーパーでも販売されています。ヒメシャコガイの漁ではリーフの中に固定されている状態なので、ノミとハンマーを使い取り出しているそうです。