浅瀬の洞窟に広がるサンゴ
岩陰のサンゴ
日があまり当たらない場所にもサンゴは生息しています。浅瀬の洞窟の様な場所ですが、花が咲いている様なきれいな朱色のサンゴが生息していました。最初は海藻のガラガラだと思ったのですが、近づいて見るとサンゴでした。紫外線が少ないことで浅瀬でもきれいな色なのか?こんな種類のサンゴなのか?までは分かりませんがキクメイシの仲間の様子。
浅瀬のサンゴは茶色
水温上昇や日光が強いと日焼け防止に、サンゴがきれいな色に変化する防御機能がある話は聞いたことがあります。浅瀬のサンゴは強い紫外線と夏には温水になる過酷な環境で生きています。その殆どは茶色なのですが、そんなサンゴの一つコノハシコロサンゴも日が当たらない場所で、きれいな緑色だったりするのを見たことがあります。このキレイなキクメイシの様なサンゴは?その逆の現象となりますが、紫外線が足りないから?水温が低すぎる?褐虫藻の種類が異なるのか?環境に対応して変化しているようです。
サンゴは動物、植物?
サンゴは海の中の熱帯雨林と呼ばれ、海の中で生き物たちの住処となり森の様な働きをしていますが、クラゲやイソギンチャクと同じ刺胞動物です。海には陸上とは異なり、植物のような動物(サンゴをはじめカイメン、ウミシダ等)数多く生息しています。