テッポウエビ

パッチン!と音を出すエビ
体長は5~7Cmと小さなエビですが、鉄砲のような音を出す水鉄砲を持っているエビなのでテッポウエビと名前が付けられています。
水鉄砲は小さな宇宙
片側のハサミが大きいのが特徴のエビですが、そのハサミを閉じることで初速が時速100キロになる水鉄砲を発射します。この時に水が沸騰した状態になり気泡を発生させますが、イオン化し電気が発生していてショートする事で音が鳴ります。また、この温度が4,400℃と太陽の表面温度に匹敵っするほどの高温になっているそうです。
ハゼと共生するエビ
目が良くないテッポウエビは天敵から身を守るため、ハゼと共生することでも知られてます。スジハゼ、ダテハゼ、イトヒキハゼ、ネジリンボウなどの小型のハゼが天敵が来た事をテッポウエビに教えテッポウエビは素早く巣穴に身を潜めることができるそうです。この巣穴は、ハゼと共生するためにテッポウエビがメンテナンスしていて、ハゼの隠れ家にもなっています。